「花菖蒲」絽名古屋帯
日本工芸会正会員 小倉建亮作
淡い淡い桜鼠のシャンパンピンクの地に、淡いグレーの墨描きの様な葉が霞がかかった様に染められ、お太鼓の部分に絞り染で菖蒲の花がくっきりと描かれた素敵な名古屋帯です。
京都で100年以上の歴史を持つ染屋さんの4代目として友禅染の創作を続けられ、後に絞り染も習得、桃山期の辻が花の修復、復元に携わられ、その研究において数々の功績を残された故・小倉健亮氏の作品です。
（昭和58年の作品集にこちらと同じ図案の訪問着の作品が掲載されています。）
絞りと手描きと刺繍という組合せで、淡く優しく、それでいてしっかりそれとわかる個性を持った小倉作品に出合うといつも嬉しく思います。
そして着用した時にはその個性が大変上品な華やぎとなって着る方を引き立てます。
それが小倉一門の作品に共通する魅力とも言えるのではないでしょうか。
ふっくらとした菖蒲の花を思わず手に取りたくなるほどに素敵な、希少性の高いおすすめの逸品です。
お仕立上り。
(長さ)3m68cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)16.4cm。
こちらの帯の色は「#fffdf4 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0909
「花菖蒲」絽名古屋帯 日本工芸会正会員 小倉建亮作
販売価格 有難うございました
|
