重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布
「クワーサークヮンカキー」九寸名古屋帯地
こちらは喜如嘉の芭蕉布の九寸名古屋帯地で未仕立のものです。
琉球藍で区切られた5段の空間に、ミジグヮーを始め5種類のデザインの違う絣が織り込まれています。
なんとなく向きの違う動きのある模様で楽しい表情となっています。
芭蕉布の帯は少し糸の太い八寸のものと、こちらの細めの糸で織られた九寸のタイプとがあります。
それぞれの糸の味わいや発色の違いから、どちらも魅力のあるものですが、人によってお好みはわかれるようです。
こちらの九寸にしても、別でもう一点ご紹介させていただいております八寸の帯にしても、どちらも10年位前の作品に比べてどんどんお柄も複雑に変化していっている様に見えます。
九寸の名古屋帯は、着物地に近い透明感と絣の面白さをお楽しみいただける良さがあります。
またこちらの帯はお太鼓の絣柄の部分が長いので、締め方によってお太鼓の柄を変えて色々な表情をお楽しみいただけるのではないでしょうか。
夏ならではの素材の一つです。
是非この機会に実物を見比べて夏のお着物プランの候補に加えていただきたい、おすすめの逸品です。
商品番号 r0921
重要無形文化財 喜如嘉の芭蕉布 「クワーサークヮンカキー」九寸名古屋帯地(未仕立)
販売価格 有難うございました
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