カマキリの図絞り染絽縮緬夏名古屋帯
紬屋吉平扱
こちらは大変ユーモラスな夏の名古屋帯です。
そのユーモラスな図案とは対照的に、少し格調のある深紫(こきむらさき)色に白が映える絞り染で、可愛いカマキリが描かれています。
さすが紬屋吉平さんならではの遊び心あふれる作品と言えます。
近年のアンティークブームの影響からか、楽しい図案を復元した作品にも出合いますが、どこか物足りなかったり、やりすぎ感があったり、なかなか「これは!」というものに出合う事は少なく残念に思います。
こちらは、素材も最近では少なくなっている絽縮緬を使われていてそれが深紫の色ととてもマッチして素敵な雰囲気を醸し出しています。
絞りの方法もカマキリは平縫い、葉っぱは巻き縫い絞りと強弱の変化をつけてあり、前柄は柳絞りとも呼ばれる木目絞りの模様となっています。
実際にお召になりますと、その心使いのあるデザインの良さがぐっと現れます。
夏帯としては珍しく、白っぽいお着物が多くなるこの時期に一つあると重宝してお召いただきやすい、おすすめの逸品です。
(長さ)3m70cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)16cm。
こちらの帯の色は「#190033 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0924
カマキリの図 絞り染絽縮緬夏名古屋帯 紬屋吉平扱
販売価格 有難うございました
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