「光悦大沢文」夏本袋帯 龍村平蔵製
水辺をイメージする爽やかな水浅葱の地にススキや桔梗が咲き、空には大きな半月がどっしりといった様子で描かれた、単衣の時期から夏のはじめ用の龍村平蔵製の本袋帯です。
タイトルには「光悦大沢文」とあります。
大覚寺大沢の池は広沢池、猿沢池と並んで日本三大名月鑑賞池と言われている事から、その美しい月を愛でた作品と思われます。
なんと風情のあるテーマでしょうと思われますが、一般にそういったテーマですともう少し渋い作風のものが多い中、さすがは龍村平蔵製と言いたくなるくらいダイナミックで、また琳派の創始者である光悦にちなんだ作風で月の大きさには迫力さえあります。
色使いといい、何色もの箔糸を駆使して描き出した高級感、帯としてのインパクトのある素敵さはなるほどと思えます。
単衣や絽の訪問着と合わせてフォーマルのお席にもお使いいただけます。
この時期のこのクラスの袋帯は本当に少なくなってしまいました。
良い物をお探しでお好みに合う方には是非一度ご覧いただきたい、おすすめの逸品です。
(長さ)4m36cm×(太鼓巾)30.6cm。
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こちらの帯の色は「#99ccc9 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0927
「光悦大沢文」夏本袋帯 龍村平蔵製
販売価格 有難うございました
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