本場古代越後上布
秋草に虫籠図友禅訪問着
身丈171ｃｍ 裄丈68ｃｍ 袖丈49.5ｃｍ
柳茶色に染められた古代越後上布の地に、風情豊かに秋草と虫籠が白揚げ友禅で描かれ、所々に同系色で色が挿され、金彩が施された、夏の贅沢の頂点の様な素敵な訪問着のお着物です。
このタイプのお着物はここ何年か、毎年1、2点は確保できていますが、今年は重要無形文化財のタイプではなく古代越後上布に染められたものが入荷いたしました。
おそらくつくられている数も非常に少ないため、段々と入手困難になる事は覚悟していますが、毎回この夏の贅沢品に出合うと本当に思わずため息が出てしまいます。
「いつかは私も」とは思って憧れますが、20年間経ってもまだ実現はしていません。
草木の枝を描いた、流れる様な糸目の友禅の細やかさや虫籠の繊細さ、そして縁取る金彩のなんと緻密な事かと見ていて飽きる事がありません。
横笛が描かれていて文芸文様の要素もあり、源氏物語にロマンが広がったりもします。
シックな色使いとなっていますので、少し華やかにされたいときは白系統や明るめの色の帯を合わされて、小物にアクセントになる色を選ばれるのも良いかと思います。
お着物ファンの方には是非一度実物をご覧いただきたい、夏の逸品です。
未着用品。
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こちらの着物の色は「#7a7f3f WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0930
本場古代越後上布 秋草に虫籠図友禅訪問着
販売価格 有難うございました
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