科布捩り織単衣名古屋帯
とても素朴で味わいのある科布の帯が入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。
こちらは少し前の時代のものと思われます。
未仕立で保存されていたものが手に入りましたので、当店でお仕立をいたしました。(余談ですが、芯に巻いてあった新聞は昭和39年のものでした。)
夏の特に原始布などの単衣の名古屋帯は軽く使いやすいですが、タレの部分がくるんと曲がって跳ね上がってしまう事もあります。
そのため、タレの部分だけを25センチくらい織り返したお仕立にいたしました。
ざっくりとした風合いで織り込まれた捩りの部分が、透かしのレースの様でなんだか可愛く見えます。
色は経年変化によって程良いこっくりとした色になっていて、天然素材ならではの透明感も感じられ、本当に味わいがあります。
使うほどに手に馴染んでくる原始布の楽しみとお洒落さをお楽しみいただけるのではないでしょうか。
もう一点、からむしの捩り織の無地の名古屋帯も入荷いたしております。
(長さ)3m76cm×(太鼓巾)31cm。
商品番号 r0935
科布捩り織単衣名古屋帯
販売価格 有難うございました
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