経節紬大和絣着物 浦野理一作
身丈164.5cm 裄丈68.5cm 袖丈48.5cm
浦野理一氏は、日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、その著書も非常に多く、また染織作家としては長年の研究からの情報に加えて独特の視点で多くの復元もされました。
古い染織品の魅力を充分に味わえ、なおかつ実際に着て楽しめるものとしてのお着物や帯地など数多くの作品を世に発表され、昭和の有名女優さんなどが好んで身につけられたその姿は映画やミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、憧れのアイテムとして多くのファンを魅了しました。
こちらのお着物は、おそらく古い大和絣を復元されたのではないかと思われるます。
白地に藍の井桁絣といえば少し男性的なイメージのある柄ですし、ともすると民芸色が強そうに思えたりします。
ところが実際に羽織ってみられますと、置いて見るのとはまったく違った印象で白と藍のコントラストも清々しく上品さがあり、絣の足が余韻を残しながら斜めに並んで、その模様がとてもリズミカルなお洒落さを醸し出します。
季節の染帯や少しエスニックな調子の楽しい柄の織名古屋帯と合わされたり、真綿のすくい織の八寸名古屋帯も良いですね。
着こなしのバリエーションも広がります。
是非、昭和の女優さんの様に素敵に着こなして街へお出かけしていただきたい、おすすめのお着物です。
大変状態は良かったのですが、掛衿に織難の様な傷がありましたので、現状は地衿と掛衿を入れ替えて地衿にタックを取ったうそつきのお仕立となっています。ご了承ください。
お仕立替え済。
商品番号 r0944
経節紬大和絣着物 浦野理一作
販売価格 有難うございました
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