「椿に蝶」友禅訪問着 「友禅」人間国宝 羽田登喜男作
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「椿に蝶」友禅訪問着
人間国宝 羽田登喜男作

身丈167cm 裄丈66cm 袖丈57cm

お若い時から加賀友禅と京友禅の両方を学ばれ、二つを融合させた独自の素晴らしい世界を開かれ、他の追随を許さない程の作品力からなる高潔さのある華やかな作品は多くのファンを魅了し続けました。
伝統工芸展最高賞をはじめ、その受賞歴は数知れず、そして日本の染織史にも多大な功績を残された重要無形文化財「友禅」技術保持者・羽田登喜男氏作の訪問着の作品です。
その代表的なモチーフの一つが「鴛鴦の図」である事はあまりにも有名ですが、自然の中にある身近な草花を題材にした際にも、これほどまでにと思える様な品格のある華やいだ作品を描かれる事でも知られています。
私自身も大ファンである理由の一つは、その草花をテーマにした作品が本当に素晴らしく惹きつけられるからです。
今回、偶然にも草花をモチーフにしたかなり重厚な作品が2点入荷し、珍しいのでご紹介させていただきます。
まったく違うご縁で手に入った物なのですが、まるで早い春と秋を表した姉妹作かのように共通する雰囲気を持っている事がとても興味深いです。
頬を染めた様に色づき、ふっくらとした椿の花が咲き乱れ、その傍らに遊ぶ蝶の姿がまた微笑ましく、華やぎを添えた素晴らしい作品です。
裾から一斤染色そして肩口に淡い黄色へと変化する暈しが施され、羽織ってみますと、それはうっとりするような美しさです。
安定感のある綺麗な物が持つ心地良さがあります。
こういったものを身につけられるという事だけでも「女性に生まれて良かった、男性はお気の毒」などと思えたりもします。
わざわざにでも機会をつくって絶対に一度は着たいと思える大変おすすめの逸品です。
どちらも淡く儚げなやさしい色合いをベースにしていながら力強いテーマの様なものが伝わってきて、匠と呼ばれる方の手によるものならではの友禅の表現力の力強さの様なものを改めて感じます。
素晴らしい2つの作品をこの機会に是非ご覧くださいませ。
未着用品。
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こちら着物の一番濃い部分の色は「#ffaa7f WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。

商品番号 r0948
「椿に蝶」友禅訪問着 人間国宝 羽田登喜男作
販売価格 有難うございました

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