兎と花辻が花染名古屋帯
日本工芸会正会員 小倉淳史作
染織工芸の世界では長い歴史を持ち、伝え続けていらっしゃる小倉家の当代であり、歴史的染織品の復元や研究にも尽力され、また数々の作品が高い評価を受け、数々の賞を受賞されている小倉淳史氏の作品です。
その作品に一貫して流れる品格と優しさは多くのファンを魅了し続けてやみません。私もその熱烈なファンの一人ですが、何故ここまで魅かれるのかしらといつもため息してしまいます。
そして、伝統工芸展などで大作を拝見する時も、またこうして手元で見る事の可能な小作品を見る時にも同じ心安らぐような嬉しさが感じられます。
こちらは、流れる様なラインに椿の花と兎のシルエットが染められた辻が花染の名古屋帯の作品です。
伝統的な辻が花の模様ですが、渋みのある山吹茶色に大胆に取られた図案がお太鼓の形になるととてもモダンな印象です。
特に柄を縁取る透明感のある翡翠色がとても効果を発揮して、華やかさを添えている様に見えます。
お召いただける範囲も広く、大切に長くご愛用いただきたいおすすめの逸品です。
こちらの帯の色は「#b29c2c WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0951
兎と花辻が花染名古屋帯 日本工芸会正会員 小倉淳史作
販売価格 有難うございました
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