「ゆうなの花」本場琉球紅型訪問着
日本工芸会正会員 城間栄順作
身丈168cm 裄丈69cm 袖丈49cm
翡翠を彷彿させる様な透明感のある明るい緑地に、下前から上前にかけて巻き上がる様にゆうなのお花が咲く様子を色とりどりに描いた華やかな琉球紅型のお着物です。
琉球紅型染の歴史は古く、一言で語りつくせるものではないですがそれは戦争という悲惨な事実を含んだ苦難の歴史でもあります。
そうした厳しい環境の中で伝統を守り続け、今日まで伝え続けた紅型三宗家の一つである城間家の15代当主・城間栄順氏作の素晴らしい作品です。
今回は偶然にも直前に2点入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。
ゆうなの花は沖縄の民謡にも歌われるほど日常的に馴染みの深い身近な存在の様です。
その身近な素材を使われて、ここまでの琉球紅型ならではの華やかさと品格のある個性を表現されるのはすごい事だと思いました。
そのゆうなの花はとても可愛いのですが、こちらのお着物は紗綾型の地紋がある生地を使われていて、この地紋と翡翠色の地色が本当にマッチしてインテリジェンスの感じられるクールな印象もあります。
なかなか出合わない大作ですが、今回は嬉しい事に未仕立の状態で手に入りましたので、当店でお仕立をいたしました。
清々しい沖縄の風を運んでくれる様な、そしてちょっと憧れの様な大変珍しいおすすめの逸品です。
1枚目の写真をクリックすると、大きい画像をご覧いただけます。
こちらの着物の色は「#66994c WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0952
「ゆうなの花」本場琉球紅型訪問着
日本工芸会正会員 城間栄順作
販売価格 有難うございました
|