型絵染結城紬名古屋帯
人間国宝 鎌倉芳太郎作
重要無形文化財「型染」保持者・鎌倉芳太郎作。
本当に久しぶりにの人間国宝・鎌倉芳太郎氏の作品が入荷しました。
今回の『大正・昭和〜なつかしき良き時代の着物作家の巨匠たち』展に間に合った事がとても嬉しく思えます。
錆青磁色を少し濃くした様な緑味のある浅葱色地に、草花や鳥などの紅型の模様が色とりどりに染められた紬の名古屋帯です。
鎌倉芳太郎氏ならではのハイセンスで澄んだ色を使った染と花や鳥の図柄のひとつひとつに人間味の様なやさしさがあふれる素晴らしい作品です。
個人的にも以前から大変尊敬し、大好きな作家さんのお一人なのですが、どうしてそんなに魅かれるのか、実はいまだよくわかってはいません。
図録を見ても、またこうして実物を見ても、理屈ではなく引き込まれる様な不思議な魅力があります。
こちらの作品も小さなお花が何種類か描かれていますが、その中でも特に花を染めた薄紅色と地色とのコントラストがとても綺麗で、帯として締められた時にその事が効果的に現れるのだろうと想像できます。
結城紬を使用されていて、非常に軽くお使いいただきやすい事と思います。
秋にも春にも、締めているだけで嬉しくなりそうな大変おすすめの逸品です。
こちらの帯の地色は「#417f6d WEB色見本 原色大辞典」を、
花の色は「#ef7b77 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0977
型絵染結城紬名古屋帯 人間国宝 鎌倉芳太郎作
販売価格 有難うございました
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