読谷山花織着物
日本工芸会正会員 比嘉恵美子作
身丈169cm 裄丈66.5(+3)cm 袖丈49cm
読谷山花織の第一人者のお一人で、日本工芸会正会員でもある比嘉恵美子さんの作品です。
一言では表現できない墨色のグレーに、茶色がかかって混ざった海松茶色の様な複雑な地色に花織が織り込まれています。
花織の部分に使われている色は瑠璃色、臙脂色、紅鬱金などの草木染のクリアな色となっていて、色と質感の違いがはっきりとわかれていますが、その事で地織と花織の柄がとても立体的に感じられて素敵なものとなっています。
比嘉恵美子さんは人間国宝である與那嶺貞さんのもとで、長い間ご一緒に読谷山の花織の研究と復元をされ、数々の作品は伝統工芸展でも何度も入選されています。
どこか懐かしさのあるその作品に出合うといつも心温まる様な優しさを感じ、そのしっくりと落ち着いた色と完成度の高い精密さに安心感を感じます。
それでいて、実際に着てみるとその織り出されたお花がとても素朴で可憐で、着る人をやさしく華やいだ気持ちにさせてくれます。
是非一度手を通して体験していただきたい、素晴らしい逸品です。
未着用品。
こちらの着物の海松茶色は「#332d23 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0988
沖縄県指定無形文化財 読谷山花織着物
日本工芸会正会員 比嘉恵美子作
販売価格 有難うございました
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