源氏物語「紅葉賀」京友禅訪問着
橋村重彦作 青山みとも扱
身丈165cm 裄丈67cm 袖丈53cm
今回、この季節にとてもぴったりの橋村重彦氏の作品2点をご紹介できる事がとても嬉しく思えます。
訪問着と開名古屋帯のご紹介ですが、まるで二部作の様に源氏物語の中の「紅葉賀」をテーマにした作品が同じ時期に揃って手元に来てくれた事が不思議に思えます。
こちらは源氏物語絵巻さながらに、雅な情景が細やかな友禅で描き出された見事な訪問着のお着物です。
紫味のある深い焦茶の朽葉色の地色が、全体を包み込む様に遠山の形の暈しを加えて染められ、上前にはゆったりとした牛車が置かれて、それにさしかかる紅葉の枝の優雅さを高さのある位置からの目線の構図で描かれています。
肩口からの紅葉の枝の連続とともに立体感が生まれ、古典のテーマがとても活き活きとしたものとなって、まるで今そこにある風景の様に感じる素晴らしい臨場感となって伝わってきます。
牛車にかかる御簾の糸目の美しさや、随所に描かれた文様の細やかさなど、長い時間見ていても飽きる事なく次々と新発見があり、改めて「さすがは橋村氏作品!」と感動します。
着物の世界ならではの贅沢を十分に味わえるおすすめの逸品です。
未着用品。
こちらの着物の朽葉色は「#4c3c25 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
1枚目の写真をクリックすると、大きい画像をご覧いただけます。
商品番号 r0990
源氏物語「紅葉賀」京友禅訪問着 橋村重彦作 青山みとも扱
販売価格 有難うございました
|