源氏物語「紅葉賀」京友禅紬開名古屋帯
橋村重彦作
今回、この季節にとてもぴったりの橋村重彦氏の作品2点をご紹介できる事がとても嬉しく思えます。
訪問着と開名古屋帯のご紹介ですが、まるで二部作の様に源氏物語の中の「紅葉賀」をテーマにした作品が同じ時期に揃って手元に来てくれた事が不思議に思えます。
こちらは生成りより少し濃いめのベージュに近い色の少し節のある紬地に、伝統的な源氏物語の「紅葉賀」を表す代表的なモチーフの幔幕、火焔太鼓、紅葉などが江戸の友禅さながらの彩で染められた作品です。
菜種油色地に様々な模様が描かれた幔幕、その向こうで光源氏は藤壺への思いを秘めながら青海波の舞を舞ったのでしょうか、などと平安のロマンスに思いを馳せるのも楽しいかもしれません。
江戸の友禅をご自身の芸術的センスと技術で現代に蘇らせ、実際にお召になる方のために考案された素晴らしいデザインで創作される橋村氏ならではの古典の味わいを各所に散りばめられた、素晴らしい作品と言えると思います。
実物を是非ご覧頂きたいおすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)3m70cm×(太鼓巾)31cm。
こちらの帯の菜種油色は「#7f721d WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0991
源氏物語「紅葉賀」京友禅紬開名古屋帯 橋村重彦作
販売価格 有難うございました
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