経節紬格子に丸の絣着物
浦野理一作
身丈161.5ｃｍ 裄丈69ｃｍ 袖丈49ｃｍ
今回何点かご紹介しています浦野理一氏作の、こちらは経節紬のお着物です。
独特の白汚しのグレー味のある白地が、もうそれだけで素敵な空気感を漂わせています。
水浅葱色の太めの点で構成された格子が交差するところに丸が置かれ、それがやはり水浅葱色と薄い赤茶色とで4分割された、少し可愛らしさのある図案の絣です。
全体的には白と水浅葱のコントラストが目に爽やかで、ポイントに丁字染色の茶が置かれてアクセントになり、リズミカルな柄となって真綿の絣というよりも軽やかな小紋の様な印象となっています。
長年保管されていた割には良い状態でしたが、寸法の事などもあり当店で時間をかけてお手入れをしてお仕立替をいたしました。
帯合わせ次第で色々な季節にお召いただける事と思います。
節のある糸で織られたふっくらとした紬は、まるでローゲージの高級ニットを羽織る様で、こんな冬の白も素敵です。
浦野氏作品となれば尚の事と言えるかもしれません。
なかなか出合わない、おすすめの一点です。
こちらの着物の茶色は「#66492c WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0995
経節紬格子に丸の絣着物 浦野理一作
販売価格 有難うございました
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