重要無形文化財江戸小紋「竹縞」着物
人間国宝 小宮康孝作
身丈168cm 裄丈68cm 袖丈49cm
重要無形文化財「江戸小紋」保持者・小宮康孝作。
古くは江戸時代から人気の高かかった江戸小紋は、「定め小紋」と呼ばれる大名家ごとに決められていた柄を多くは裃の図柄として染めたものと「謂れ小紋」として江戸の庶民の洒落からつくられた模様に大きくはわかれていました。
その後色々な形で伝承され、現代は主にお着物の柄などで目にする物となり、格高の小紋として不動の人気を保っています。
小宮康孝氏は、お若い頃からお父様でやはり人間国宝であった小宮康助氏のもとで修業をされ、共に江戸小紋の古い型紙を収集、研究を続けられて型紙の質の向上にも尽力されました。
手仕事の染として現代まで伝わる基礎を作りあげ、後継者の育成など多くの功績を重ねられてご自身も素晴らしい作品の数々を世に送り出されています。
こちらは非常に細かい「極竹縞」とも言える様な、少し離れたら無地に見えてしまいそうなほど精密な竹縞が染められた江戸小紋のお着物です。
これほどまでのお仕事に対するこだわりと、当然ではありますが完成度の高さは潔く、本当に格好良いです。見ていて心が洗われる様な感動があります。
褐色(かちいろ)の明るい藍色が、何とも言えないモダンさと品格を醸し出しています。
どんな帯でも受け入れてくれるキャパシティと、着る人を引き立てる力を持っている様です。
ここぞという時にお気に入りの帯をお合わせになって、是非自信を持ってお出かけいただきたいおすすめの逸品です。
遠山模様の衿比翼、共八掛が使われています。
未着用品。
こちらの着物の色は「#4d4c61 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0997
重要無形文化財江戸小紋「竹縞」着物 人間国宝 小宮康孝作
販売価格 有難うございました
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