蝶と牡丹図友禅名古屋帯
浦野理一作
山葵色と水浅葱色の中間の様な水色地に、赤味のある黄色や朱色、緑、藍などで、たっぷりとした牡丹の花とそこに遊ぶ蝶々の図が彩りも豊かに友禅で描かれた見事な名古屋帯の作品です。
地色があまり見えないほどにぎっしりと模様が描かれ、蝶々には金彩も施されていて、浦野氏作品の名古屋帯の中でもボリューム感のあるもので、あまり見られないタイプと思われます。
濃いめに描かれた図柄の色が、長く置かれた事でより一層深みのあるものとなっている様に見えます。
葉などに使われている濃い藍色が大変効果的で、全体を引き締めて立体感を出している様です。
染めの名古屋帯でこれほどまでに重厚で華やかなものは数少ないです。
新年の華やかな装いには最適と思われます。
お合わせいただけるお着物の範囲も広く、個性的な着こなしをお楽しみいただける大変おすすめの逸品です。
(長さ)3m58cm×(太鼓巾)30.4cm×(前巾)15.2cm。
山葵色は「#89b2a4 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r1005
蝶と牡丹図友禅名古屋帯 浦野理一作
販売価格 有難うございました
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