「太子間道」草木染経錦袋帯
人間国宝 北村武資作
重要無形文化財「羅」「経錦」保持者・北村武資作。
久しぶりのご紹介となりますが、いつ出合ってもため息の出る様な本当に素敵な太子間道の袋帯です。
淡いモカベージュの地に代赭色の経絣の紋様が冴え冴えとしていて、それを縁取る利休茶色のラインと、それにそって七つの星が並ぶと言った柄の配置も伝統に沿ったものでありながら新しく感じられます。
日本の染織文化の中でも古い歴史を持つ「太子間道」ですが、そのルーツはアジアからの様でどこか不思議な個性と異国へのロマンが感じられます。
その魅力をお着物の世界に表現される北村武資氏の作品は、いつも織物としての魅力と共に、帯としてお太鼓の形にした時に柄の大きさや色の強弱などがバランス良く計算された完成度の高いものが持つ気持ち良さがあり、感動します。
またこちらの作品は特に経錦ならではの複雑な色の変化をよりお楽しみいただける図柄かもしれません。
ちょっと贅沢なお洒落用としてもその魅力を発揮してくれますし、セミフォーマルの装いにも品格ある素敵な装いを実現してくれます。
名物裂ならではの活用の範囲の広さを持っています。
たれの内側になる部分に「草木染」と織り込まれています。
(長さ)4m41cm×(太鼓巾)30.8cm。
代赭色は「#99471b WEB色見本 原色大辞典」を、
利休茶色は「#332c19 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 r1019
「太子間道」草木染経錦袋帯 人間国宝 北村武資作
販売価格 有難うございました
|