重要無形文化財江戸小紋 「桜」着物
人間国宝 小宮康孝作
身丈169cm 裄丈69cm 袖丈49cm
重要無形文化財「江戸小紋」保持者・小宮康孝作。
小宮康孝氏は、お若い頃からお父様でやはり人間国宝であった小宮康助氏のもとで修業をされ、共に江戸小紋の古い型紙を収集、研究を続けられて型紙の質の向上にも尽力されました。
手仕事の染めとして現代まで伝わる基礎を作りあげ、後継者の育成など多くの功績を重ねられてご自身も素晴らしい作品の数々を世に送り出されています。
こちらはもう一点ご紹介させていただいております「竹縞」より少し柔らかい色調の水浅葱色に、お米粒の半分くらいの細かさの桜の花びらが一面にびっしりと染め抜かれた江戸小紋のお着物です。
霰小紋の様に花弁がランダムに置かれ、寄ったり離れたりして楽しくリズミカルな雰囲気となっています。
こちらの様な上質な江戸小紋の格好良さは、離れていると無地に見え、少し近づくと変化のある色が目を引き、傍で見るとハッとする精密さに驚かされるといったところにもあります。
昔の人の粋なアイデアが現代の装いの中に花開いたもののひとつと言えるかもしれません。
爽やかな印象の素敵なおすすめの逸品です。
寸法がとても細身でしたので、当店でお仕立替をいたしましたが、解いてみて初めて下前衽部分に継ぎが入っている事がわかりました。
着用時には問題ない場所ですが、そのため少々お値打価格とさせていただいております。
共の八掛は扇と桜の柄の小紋となっています。
こちらのお着物の色は「#5985b2 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 r1020
重要無形文化財江戸小紋 「桜」着物 人間国宝 小宮康孝作
販売価格 有難うございました
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