丸紋に野菜の柄型絵染紬名古屋帯
国画会会員 小島悳次郎作
現在、国画会会員でありその作品も人気の高い小島貞二さんのお父様であり、昭和の型絵染作家の代表格のお一人である故・小島悳次郎さんの作品です。
丸の中のお野菜が色とりどりに染められた、楽しい型絵染の名古屋帯です。
小島悳次郎さんは昭和17年より芹沢門下に入られ、のちに戦争を挟んで染織活動の面でも非常にご苦労をされたそうですが、そんな中でも独自の研究と創作を続けられ、後世に残る数々の素晴らしい作品を残されました。
こちらも小作品でありながらその作品の力強さが伝わってきます。
オレンジ味のあるベージュの紬地に、お太鼓には2色の丸が9個置かれ、その中に白菜、玉ねぎ、茄子、蕪、竹の子などの野菜が色も豊富に華やかに描かれて、その素朴なモチーフとのギャップをかえって楽しく見る事ができます。
たれは蘇芳色でさらに華やかさを添えています。
渋い色の紬などにもよく合いますし、藍色系のお着物にも良いかもしれません。
少し元気の良いイメージでお洒落着の着こなしをお楽しみいただける事と思います。
大変希少性が高いと言えるおすすめの名古屋帯です。
(長さ)3m60cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)15.6cm。
商品番号 r1025
丸紋に野菜の柄型絵染紬名古屋帯 国画会会員 小島悳次郎作
販売価格 有難うございました
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