四季の花模様友禅訪問着
人間国宝 羽田登喜男作
身丈160(+14)cm 裄丈67.5(+3)cm 袖丈49cm
今回、新宿高島屋さんでのイベントに、初代由水十久氏作品と共にこちらの人間国宝・羽田登喜男氏の作品をご紹介できて嬉しく思います。
大変説明が難しいのですが、藍味があり、なおかつ少し甘さもあるグレーの青白橡色のたたき染の地に、四季折々の草花が所狭しと描かれた、大変見応えのある訪問着のお着物です。
薊、菊、ドクダミ、河原なでしこなどの花が咲き競い、ひとつひとつは皆可憐な草花なのですが、躍動感のある構図とボリューム感で非常に華やかなお着物となっています。
実際にお召しになって帯を締められますと、左の肩口にしか空間がないくらい全体にびっしりとお花が描かれていて、まさしくお花畑の様に明るく楽しい雰囲気があふれ、蝶々が寄ってきそうです。
モチーフに山野草を使われている事と、全体が柔らかい陽射しに包まれた様なほのぼのとした色使いだからでしょうか、これほどに華やかでありながらもまったく嫌味のない素朴で上品な美しさを感じます。
重要無形文化財保持者でもあり、昭和の友禅の世界に大きく貢献された匠の秀作と言える、おすすめの逸品です。
青白橡色は「#919989 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 r1027
四季の花模様友禅訪問着 「友禅」人間国宝 羽田登喜男作
販売価格 有難うございました
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