重要無形文化財江戸小紋 節句模様着物
人間国宝 小宮康孝作
身丈168cm 裄丈68.5cm 袖丈49cm
重要無形文化財「江戸小紋」保持者・小宮康孝作。
江戸時代から伝わる江戸小紋の技術を継承し、さらなる研究と改良を続けられ、手仕事の染めとして後世に伝える技術の基礎を作り上げられた小宮康孝さんの作品です。
いつもながらその緻密で完成度の高い美しさと、人間味のあふれる手仕事のやわらかさとの融合に魅了されます。
こちらは五月の節句を表した図案の様です。
「牛若丸と弁慶」の出会いのお話に出てくる五条大橋の欄干と、弁慶の持ち物の長刀、牛若丸の扇が図案化されて染められた、楽しくお洒落な作品です。
題材の割にシックな菜種油色の色使いとなっているのも面白いです。
江戸小紋の世界は日本の染織文化の中でも、一つのジャンルを確立する奥の深いものです。
日本人が自然の中にあるものや物語を、簡素化した図案にする能力と技術を持っているからこそ成せる技なのでしょう。
その組合せの面白さや謂れの面白さも江戸小紋の楽しみの一つと言えるかもしれません。
それを高い技術を持ってお着物の柄として表現され、創作を続けられる小宮康孝氏の作品は長年にわたって多くのファンを魅了し続けています。
五月を迎える季節にこんな楽しいお着物でお出かけいただきますと、周りの方も微笑んで和やかな時間が過ごせそうです。
少しお茶目な雰囲気の、おすすめの逸品です。
菜種油色は「#7f721d WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
お仕立替済。
商品番号 r1049
重要無形文化財江戸小紋 節句模様着物 人間国宝 小宮康孝作
販売価格 有難うございました
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