七宝に朝顔図経絽名古屋帯
ぎをん斎藤
真っ白の経絽の帯地に、夏の早朝の爽やかさを、まさしく絵に描いた様な素敵な名古屋帯です。
写実的に描かれた朝顔を挟む様に置かれた七宝と花菱文が格調の高さを醸し出している様です。
その七宝の疋田模様と朝顔の葉の色の藍色がかった常盤緑色が、冴え冴えと白に映えて大変美しく目に映ります。
早朝まだ開かない花は朝露に濡れているのでしょうか、それを細やかな銀彩で表現されているのも心憎く思えます。
こんな素敵な夏帯が何本もあったらとても嬉しいのですが、年間に何本出合えるでしょうか。おそらくここまでのものは2、3本ではないかと思います。
前柄は片面が七宝の柄で、もう片面は開いた朝顔の花です。
決して凝りすぎた重さはないのに、格好良く存在感があります。
一分の隙もないくらい完璧で、一度は手に入れたいと思う様な理想的な夏の名古屋帯です。
初夏のとっておきの単衣や、盛夏の上布などと合わせて颯爽とお出かけいただきたい、大変おすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)3m68cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)15.6cm。
常盤緑色は「#013324 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 r1057
七宝に朝顔図経絽名古屋帯 ぎをん斎藤
販売価格 有難うございました
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