辻が花模様絽名古屋帯
久呂田明功作
少し渋さのある滅紫色(けしむらさきいろ)の紬ちりめんの様な絽の帯地に、貝殻などを含んだ辻が花模様の図柄が描かれた、久呂田明功さん作の名古屋帯です。
それぞれの柄に挿された藍墨色や焦げ茶色などの色使いにも、浦野理一氏の時代からの流れを感じられる久呂田氏作品の特徴が見え、個性的で、それでいてそのモチーフの描き方にもちょっとユーモアのある素敵な帯となっている様です。
絽織りになっていますが、しっかりとした生地ですので、盛夏より少し前の厚物単衣の時期からお使いいただくと良いのではないかと思います。
今年は、軽くてお召いただきやすい結城紬の無地単衣や草木染紬の無地単衣、また当店で別染めをした少し薄手の無地の紬なども色々と入荷しております。
こちらの名古屋帯はそういったお洒落なお着物に合わせられて、初夏の装いをお楽しみいただけるのではないかと思います。
帯締めの色でも表情が変わりますので、萌黄色からレモンイエロー、そして白に変えていかれると良いのではないでしょうか。
アレンジが楽しい、これからの季節におすすめの一点です。
(長さ)3m68cm×(太鼓巾)31.4cm×(前巾)15.8cm。
滅紫色は「#4c4449 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 r1070
辻が花模様絽名古屋帯 久呂田明功作
販売価格 有難うございました
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