「寿鶴金華山文錦」本袋帯
龍村平蔵製
先日の日本橋高島屋さんでの『龍村平蔵「時」を織る。』の展覧会は大変見事でした。
ご覧になった方も多いのではないかと思います。私が伺った時も大変な混雑でたくさんの方々で賑わっていて、お着物の方や男性のお客様も多く、さすがに広い層に人気が高いのだと感心いたしました。
最後のコーナーの、初代から四代までのデザインを見比べられる展示はとても興味を引かれました。
柄のメインの部分だけが額装になったものが相当数並べられていて、なんて贅沢な経験ができるのだろうかと感動しました。
龍村平蔵さんが、帯の図柄を復元のみに留まらず、斬新で個性的なデザインをどんどん取り入れながらレベルの高い作品として数多くつくられ、美術織物という世界を確立された功績は本当に大きいと改めて感じました。
こちらの帯の柄も展示されていました。
伝統的な鶴と龍、寿の文字を織り込んだ大変おめでたい模様のフォーマル用の袋帯ですが、なぜかどこか他のものとは違って、一目でそれとわかる個性を持っています。
黒留袖にはぴったりですが、色留袖や訪問着などともお合わせいただいて、格のある着こなしをお楽しみいただきたいと思います。
あまり凹凸感はないですが、きちんとしたボリューム感があり、華やかできっと周りの目を引く事と思います。
フォーマルの良い帯をお探しの方には大変おすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)4m33cm×(太鼓巾)30.2cm。
商品番号 r1073
「寿鶴金華山文錦」本袋帯 龍村平蔵製
販売価格 有難うございました
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