重要無形文化財越後上布
藍地蝶々と十字絣着物
身丈167cm 裄丈67(+4)cm 袖丈49cm
雪国の宝の布、越後上布のお着物です。
越後上布の代表的な柄で、古くから好まれた伝統的な柄とも言える十字絣と絵絣の組合せの模様です。
縞に重なる様に織られた太い十字絣と、縞の間に織り込まれた変り井桁絣、そして可愛い蝶々の絵絣とで構成されています。
やや明るめの藍色の地に水浅葱の絣という色使いとなっていて、藍の絣のタイプの中では少しやわらかい印象になっていると思います。
そしてそのやわらかな印象と同じ様に、手に取った時にはそのふんわりとしたしなやかな質感にも驚かされます。
宮古上布と同じく、たくさんの手仕事の積み重ねによって生まれる越後上布は、当然の事ながらひとつひとつに個体差があり、味わいも質感もそれぞれ違います。
長くこのお仕事を続けさせていただいているお陰で、今までにも色々なタイプのものを見させていただきましたが、こちらはその中でも、一瞬驚いてしまうくらいにしなやかでした。
もちろん、結城紬などと同じくお好みも人それぞれですので、優劣のお話ではありませんが、ちょっとだけ珍しく思いました。
それでいて越後上布ならではの弾力と光沢に変わりはなく、今回は新宿タカシマヤさんの『リサイクルきものセレクトバザール』の広告でもモデル着用となりましたが、やはり素敵な夏の王様です。
白い帯も綺麗ですし、あっさりと紗献上の帯なんかを合わされるのも綺麗ですね。
究極の夏のお洒落をお楽しみいただきたい、おすすめの逸品です。
商品番号 r1080
重要無形文化財越後上布 藍地蝶々と十字絣着物
販売価格 有難うございました
|