ススキに団扇の柄絽名古屋帯
紬屋吉平
少しシャリシャリとした風合いの絹の絽の帯地をコクのある桧皮色地に染め、風にそよいで穂を揺らすススキと二枚の団扇に夏の情景を盛り込んで染めた、素敵な名古屋帯です。
久しぶりに紬屋吉平さんの染め帯が入荷いたしました。
夏にしては少し珍しいと思われる地色ですが、そこはさすがのセンスで素材と図柄がマッチしていて、他では見られない個性が光ります。
お太鼓の団扇の柄は、一枚には暈し染めに蛍の文字が描かれ、もう一枚には古い絵葉書などで目にする様な昔の木場の風景と思われる模様が染めと細やかな刺繍とで描かれています。
前柄の片面に描かれている団扇の柄は隅田川の花火と思われ、もう片面はススキのみの模様となっていますので、初秋までお使いいただけると思います。
目立ちませんが、花火や橋の欄干などには本当に細やかな手刺繍が施され、目にも楽しく涼やかにご覧いただけます。
もう少し早い時期にご紹介したかったのですが、つい最近の入荷でこの時期になってしまいました。
図案的にまだまだこれからお召しいただけるもので、夏本番に間に合って良かったと思います。
夏の風情を贅沢に描いた、大変お洒落なおすすめの一点です。
未着用品。
桧皮色は「#663624 WEB色見本 原色大辞典」を、
藍鼠色は「#2d434c WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 r1084
ススキに団扇の柄絽名古屋帯 紬屋吉平
販売価格 有難うございました
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