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商品番号 r1087
重要無形文化財宮古上布
菱に花の絣着物
販売価格 有難うございました
身丈 |
166.5 cm |
裄丈 |
68.5 cm |
袖丈 |
49 cm |
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重要無形文化財宮古上布
菱に花の絣着物
南の島の宝布・宮古上布は、越後上布と同じく数多くの工程を経て原料である苧麻から手績みによって糸をつくり、それが染められ、織り上げられるまでにたくさんの方の手を経て気の遠くなる様な時間と手間がかかります。
一つが1mmもない小さな蚊絣の配置と集合によって大きな柄が構成されていて、その緻密さを見ているだけでも、熟練の技術と時間が必要な事は容易に想像できます。
そしてこの蝉の羽根の様な儚げで美しい織物はお着物として完成し、今ここにあります。
毎年この季節に越後上布や宮古上布を何点かご紹介できる事は非常に嬉しいのですが、日本の気候風土の自然の中からある種必然性を持って生まれ、長い年月人々の知恵と工夫によってより優れたものに変化し、完成されてきた染織品を目にしますと、なにか原点に返らされる様な、気持ちが引き締まる様な感動を覚えます。
また、自分たちの国がこんな素晴らしい染織文化を持っている事を誇りに思います。
気持ちまで洗われる様な憧れの上布は、いつかは一枚とお着物ファンの心を虜にします。
手に取り、見て触れている事で幸せな気分にさせられる、そんな素敵なお着物ですが、もちろんお召しになって颯爽と盛夏の街へお出かけいただきたい、おすすめの逸品です。
今回は型絵染でアザミの花を描いた麻の名古屋帯とコーディネートしてみました。
コーディネート写真をクリックすると、大きい画像をご覧いただけます。
帯:アザミの花型絵染麻名古屋帯 28,300円
(長さ)3m70cm (太鼓巾)30.3cm (前巾)15cm |