松竹梅の丸加賀友禅名古屋帯
人間国宝 木村雨山作
羽田登喜男氏、初代由水十久氏と並んで今回ご紹介させていただきます、やはり人間国宝であった故木村雨山氏の作品です。
松竹梅がディフォルメされて、ちょっと可愛い印象になって丸の中におさまっています。
こちらの図案は別の作品でも見た事があり、それは丸が並んでその中に色々な模様が染められた黒留袖でした。
おそらくその中からお気に入りの模様をとって少しアレンジされて、帯の作品となった様です。
一見では、友禅というよりも型絵染の様なおおらかさがあり、リズミカルで楽しい図案となっています。
加賀という事もあり、色絵皿を見ている様でもあります。
特に藍緑が冴え冴えとして、中心の松の幹が活き活きとして美しいです。
帯としては意外と取り入れていただきやすく、色無地や江戸小紋、お召織、紬のお着物まで様々に合わせて、巨匠の素敵な作品を活用していただけたら素敵だと思います。
希少性の高いおすすめの逸品です。
お仕立上り。
(長さ)3m69cm×(太鼓巾)31cm×(前巾)16.2cm。
商品番号 r1094
松竹梅の丸加賀友禅名古屋帯 「友禅」人間国宝 木村雨山作
販売価格 有難うございました
|