絞りに摺箔手刺繍紬袋帯
銀座きしや扱
コスト的に考えても、これほどまでに手をかけて物を作っても求められる方がたくさんいらっしゃった時代の置き土産の様な、贅沢なお洒落袋帯です。
おそらく結城紬と思われる軽くしなやかな生地に、格子、七宝、経涌など何種類かの縫い絞りで柄をつけ、弁柄色の濃淡に染めて、その絞りの柄にあわせて摺金箔で表情がつけられています。
それは帯を結ぶと見えない所にまでたっぷりと加工され、さらに桐や蝶々、草花などの手刺繍を施した華やかな紬の袋帯です。
道長取にわけられたそれぞれの柄は、どこか時代衣装を彷彿とする古色然とした格調高さを持っています。
作家物の光沢のある紬や、絵羽付の織の紬訪問着などに合わせる帯を悩まれる方は意外と多いのですが、こういった帯も良いかもしれません。
あまり大げさではないけれど今日はちょっとドレスアップして、という時には活躍してくれそうです。
ボリューム感は十分にありますが、同系色でシックにまとめられていますので、あまり強すぎる印象にはならずに着こなしをお楽しみいただける事と思います。
ちょっとバブリーでゴージャスな、希少性の高いおすすめの一点です。
(長さ)4m46cm×(太鼓巾)31cm。
弁柄色は「#7f3611 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 r1102
絞りに摺箔手刺繍紬袋帯 銀座きしや扱
販売価格 有難うございました
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