|
|
|
|
商品番号 r1106
「蝶々」玉藍染古代小紋
日本工芸会正会員 松原八光作
販売価格 有難うございました
身丈 |
170 cm |
裄丈 |
69 cm |
袖丈 |
49.5 cm |
|
| |
「蝶々」玉藍染古代小紋
日本工芸会正会員 松原八光作
松原八光氏は、人間国宝であった故・松原定吉氏の9男として生まれ、その父から長板中型染の技法を学び、その後も独自の伝統の技を守りながら数々の作品を作り続けられ、日本伝統工芸展では24回入選されました。
東京都江戸川区無形文化財保持者でもありましたが、大変残念な事に平成4年にお若くして亡くなられました。
今回ご紹介させていただく作品は少し珍しいと言える大胆な構図のもので、大きな蝶々と小さな蝶々が藍染めで染められたものです。
独特の白汚しのグレーに明るい浅葱色の線で、飛び交う蝶々を表した素敵な模様です。
こちらは、少し前の反物が未仕立の状態で手に入りましたので、少々お手入れをしてお仕立をいたしました。
できあがってくるのを楽しみにしていましたが、やはりできあがったお着物は素敵なインパクトのあるお洒落なもので、とても嬉しく思いました。
あまり出合う機会は多くありませんが、明治期の古い地白型の藍染めの木綿のきれなどにもなぜか蝶々が好まれて使われています。
当時も一部の富裕層にしか手に入らなかったものの様です。
ここまで大胆に大きく描かれると迫力がありますが、使われている色がシンプルに藍色だけなのがとても潔く格好良いです。
実際にお羽織りになられますと、本当に躍動感があり、活き活きとしたものとなります。
松原家ファンの方には是非一度ご覧いただきたい、おすすめの逸品です。 |