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商品番号 r1108
「彩宝寿福文」本袋帯
龍村光峯作
販売価格 有難うございました
長さ |
4 m 51 cm |
太鼓巾 |
31 cm |
前巾 |
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「彩宝寿福文」本袋帯
龍村光峯作
龍村光峯氏は、祖父は初代龍村平蔵(光波)、父は二代龍村平蔵(光翔)という家系のご出身で、錦織美術の第一人者として錦織額、タペストリー、緞帳などを制作、国内外で展覧会を開催して各種受賞を重ねられました。
また古代裂の研究、復元にも熱心で日本伝統織物保存研究会を立ち上げ、その理事もされている龍村光峯氏作の本袋帯の作品です。
今回は偶然にも2点入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。
こちらは明るい青磁色・若芽色地に、お太鼓部分に大きく雲版の形が取られて金箔の麻の葉の紋様で埋め尽くされ、そこに色鮮やかな花唐草の模様が描かれた、華やかな本袋帯です。
「雲版」とは鎌倉時代に禅宗と共に日本に伝わったとされる、お寺などで法要や食事の合図などとして打ち鳴らされるもので、青銅製や鋳物、鉄製などがあり、古いものは文化財に指定されています。
切れ込みがあって雲の形に似ている事からその名前がつけられているそうです。
古くから能衣装や染織品の模様として取り入れられています。
実物は青銅製や鋳物、鉄製なので黒っぽく渋い色ですが、こちらは周りをお花に囲まれ、とても華やかな装飾で楽しい雰囲気となっています。
ただ、本来の形は格調高いものですのでフォーマルの帯としての品格があり、色使いも個性的でお誂え感のあるゴージャスさがあふれています。
実際にお締めになられますと、きりっとした存在感のある、少し通好みとも言える素敵な逸品です。
若芽色は「#e0ebaf WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
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