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商品番号 r1112
「綾の手紬」本草木染手織格子紬着物
日本工芸会正会員 秋山眞和作
販売価格 有難うございました
身丈 |
165(+10) cm |
裄丈 |
67(+2) cm |
袖丈 |
56(-7) cm |
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「綾の手紬」本草木染手織格子紬着物
日本工芸会正会員 秋山眞和作
赤味のある薄茶・芥子色をベースに、濃藍、納戸色、水浅葱色、そして甕覗きまで藍色の濃淡の美しいグラデーションの縞と、あまり目立ちませんが残糸織風の絣も含んだ複雑な格子が織り出された、素敵な「綾の手紬」のお着物です。
草木染は天然の素材によって染められるものですので、同じ天然素材の絹糸と相性が良い事はもちろんですが、「綺麗に染められると絹糸が喜んでいるようだ」と以前染織作家の方から聞いた事があります。
本当にその言葉の通りに綺麗な自然の色に染められた糸は目にも優しく映り、手に触れてもしなやかで、さらに時間と共に変化して色と糸とが馴染んで、まるで底光りする様な美しいものとなります。
こちらのお着物はそれを実現した様な草木染ならではの見事な色で、また一見ランダムに見える民芸的な格子の模様も実は計算された優れたデザインに基づいていて、非常に手間と時間をかけて染められ、織り出された事がわかります。
明治期の残糸織の木綿の布を彷彿させる様な、ざっくりとした味わいを表現されている様な温かみを感じます。
それでいて実際にお羽織りになられますとその計算されたデザインの意味が現れ、とてもモダンな印象のお洒落な着姿となり、そのギャップの様なものがまた面白く感じられます。
秋のお出かけには季節をテーマにした染めの帯や同じく草木染の無地の帯も綺麗ですし、すくい織の八寸帯も良いですね。
きっと秋の陽射しの中でやわらかく美しく光輝く事と思います。
そんな光景がちょっと楽しみな、おすすめの逸品です 。
未着用品。
こちらの着物の芥子色は「#d0af4c WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |