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「コラム」紬袋帯
たつむら製

目の覚める様なお洒落な深い青・鉄紺色に、少しランダムなイメージで色々な縞が織り出され、格子の模様を構成した紬地の袋帯です。
古代ギリシャの石柱が語源とされる「コラム」という言葉は、経（縞）の集合という意味にも用いられたりしたそうです。
余談ですが、18世紀のイギリスで新聞の縦の欄を利用して論評を掲載した事から、そういったもの全般をコラムと呼ぶ様になったそうです。
こちらの帯の格子を構成している縞の模様も様々ですが、どれも古代の文様的な印象があります。
たつむら製ならではの個性が光り、実際にお召しいただきますとモダンで格好良いものとなり、他では見られないお洒落感があふれています。
結城紬や草木染の真綿の手織紬など、ニュアンスのある色使いの紬類のお着物とさらっと合わされても、すっきりとしたコーディネートをしていただけると思います。
この色でこの品質の帯を探すのはかなり難しいかもしれませんし、たつむら製ならではの素敵な色使いと柄にきっとご満足いただける事と思います。
おそらく昭和の後半の作と思われ、そのため現代のものよりも少し総丈が短くなっています。
着用にはほとんど影響ないかとは思われますが、そのため少しお値打価格とさせていただております。
鉄紺色は「#17184b　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。