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商品番号 r1132
辻が花染メルヘン調訪問着
日本工芸会正会員 小倉淳史作
販売価格 有難うございました
身丈 |
160(+6) cm |
裄丈 |
68 cm |
袖丈 |
49 cm |
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辻が花染メルヘン調訪問着
日本工芸会正会員 小倉淳史作
小倉淳史氏は、染織工芸の世界では長い歴史を持ち、その技術を伝え続けていらっしゃる小倉家の当代であり、歴史的染織品の復元や研究にも尽力され、またその素晴らしい作品はいつも高い評価を受け、数多くの賞も受賞されています。
私自身も大ファンのひとりですが、今回の『深まる秋のよそほひ 逸品展』に小倉氏作品を2点、それも少し対照的とも言えるお着物をご紹介できて嬉しく思います。
こちらは地紋のある緞子の様な生地の光沢で少し明るめに見える利休鼠色の地に、大きく斜めの線で湊鼠(みなとねずみ)色が染め分けられ、そこに北欧風の建物と雲、走る馬、白い鳥が絞り染めで描かれた楽しい訪問着のお着物です。
その馬たちはまるで天を駆けている様にも見えて面白く感じられますし、鳩の様な白い鳥たちの表情がまた優しくてたまらなく可愛いです。
もこもことした羊や小さなヒヨコもいます。
こういった生き物が描かれた作品は、つくられた作家さんのお人柄が伝わってくるとよく言われますが、こちらのお着物を見ていると小倉淳史氏はまるで聖人の様に優しさにあふれた素敵な方なのだろうと思い計られて、きっとこのお着物を着た方は幸福感に包まれるのでしょうと思えたりします。
お洒落とは素敵に見える事も大切な要素ですが、やはりお召しになる方も、それを見る周りの方も、大袈裟ではないくらいの幸せな気分になれたら一番理想的かなといつも思います。
思わず微笑みがこぼれる様な、そんな素敵な逸品です。
利休鼠色は「#969988 WEB色見本 原色大辞典」を、
湊鼠色は「#80989b WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。
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