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蟹牡丹文様紹巴織名古屋帯
人間国宝　喜多川俵二作

今までにも何度かご紹介させていただいたかと思いますが、個人的にも大変好きでおすすめしたいもののひとつですので、久しぶりにご紹介させていただきました。
名物裂の蟹牡丹の紋様が綺麗な色使いで紹巴織で表された、人間国宝・喜多川俵二氏の素敵な作品です。
地の芥子色に、青磁色風の草色の葉に白と小豆色の大輪の花が描かれ、栗色の小さなお花がアクセントとなっています。
その格調の高さからお茶人にも大変好まれますが、紹巴織のものはお洒落着の装いにも素敵に活躍してくれます。
伝統的な色使いながら、喜多川俵二氏作品ならではの洗練されたモダンさと品格に、ファンが多い事もうなずけます。
実際に活用がきき、お召しになる度に満足感のある、ひとつは持っていたい様な魅力のあふれるおすすめの作品です。
お仕立替済。
芥子色（からしいろ）は「#d0af4c　WEB色見本　和色大辞典」を、
小豆色は「#4c2927　WEB色見本　原色大辞典」を、
草色は「#7b8d42　WEB色見本　和色大辞典」を、
栗色は「#762f07　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。