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七宝繋ぎ文唐織本袋帯
川島織物製　志ま亀オリジナル

マットなイメージのこっくりとした濃いグレー・仙斎茶色地の落ち着いた深い色と、上等な質感がもうそれだけで心地良いくらい滑らかで、この帯の良さを物語っている様です。
その地色に志ま亀さんらしいセレクトの約8種類の色糸で、大きな七宝の文様が唐織で織り出された、川島織物製の素晴らしい本袋帯です。
色留袖から本格的な訪問着、附下などと合わされるフォーマルな装いには、きらりと個性と品質が光ります。
独特の色使いからでしょうか、重厚さの中にどこかやさしい甘さが感じられ、それがとても魅力的です。
伝統的な模様の七宝繋ぎも、お太鼓にいっぱいになる丸の柄がなんだか可愛らしく見えてしまいます。
それでいて、やはり上質な光沢と川島織物製の手機の帯の持つ品格が、揺るがない格調の高さを醸し出しています。
この地色の帯は、本当に色々な色のお着物とお合わせいただきやすく、お持ちになられるときっと喜んでいただける事と思います。
近年では数が少なくなったタイプのおすすめの逸品です。
仙斎茶色（せんさいちゃいろ）は「#010a01　WEB色見本　原色大辞典」を、
黄唐茶色は「#b98c46　WEB色見本　原色大辞典」を、
芥子色は（からしいろ）「#d0af4c　WEB色見本　原色大辞典」を、
鶯色は「#928c36　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。