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	  商品番号 r1155 
	  白鳥の図訪問着 
染繍美術大彦製 野口眞造作 
販売価格 有難うございました
	   
      
  
    | 身丈 | 
    166 cm | 
   
  
    | 裄丈 | 
    69 cm | 
   
  
    | 袖丈 | 
    49 cm | 
   
 
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	白鳥の図訪問着 
染繍美術大彦製 野口眞造作
	
	 新年の第一弾には目で見て楽しい、素敵なお着物を何点かご紹介させていただきたいと思います。 
独創的な意匠を東京友禅の高い技術で表現され、お着物ファンにも長く愛され続けている染繍美術大彦・野口真造氏作のメルヘンの世界の広がる素晴らしい訪問着のお着物です。 
まず地色の説明だけでも、この複雑で魅力的な色をどう伝えるか悩んでしまいます。 
お着物全体に描かれた水面は、花緑青の碧青色をベースに浅葱色、緑色でリアルな動きを感じられる描写で表されています。 
上前には赤紫とオレンジのゴージャスなグラジオラスのお花、そして肩口には見事な睡蓮が咲いています。 
そして後身頃には美しい姿の白鳥が2羽、水面を滑る様に漂う様子が描かれています。 
19世紀の印象派の絵画の様でもあり、まるで一枚のお着物の中に夢を見る様なお伽話の世界が広がっているかの様です。 
今までに出合った数々の大彦製の作品の中でも、かなり個性的な部類のものと思われますが、実際にお召しいただきますとそこまで強過ぎる印象はなくて、素直にすてき!といったものとなるのがさすがと感心しました。 
主役と思われる白鳥がくるっと回らないと見えないのが心憎いです。 
明るい藍色が緑色と花緑青色との暈しによって深く深く奥行きのある色となり、ゆらゆらと美しい水の豊かさと白い鳥とのコントラストを大変美しいものとしている様です。 
そして各所に施された、柄を引き立てるための細やかな刺繍は、見ているだけでもうっとりします。 
お着物ファンの方には是非一度実物をご覧いただきたい、昭和の逸品です。 
お仕立替済。 
花緑青色は「#00a381 WEB色見本 和色大辞典」を、 
浅葱色は「#21667f WEB色見本 原色大辞典」を、 
緑色は「#359960 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 
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