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商品番号 r1158
亀甲繋ぎ文経錦着物
人間国宝 北村武資作
販売価格 有難うございました
身丈 |
170 cm |
裄丈 |
68 cm |
袖丈 |
53 cm |
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亀甲繋ぎ文経錦着物
人間国宝 北村武資作
重要無形文化財「羅」「経錦」の技術保持者である北村武資氏の経錦のお着物の作品です。
帯と比べると非常に作品数が少ない事もあり、久しぶりのご紹介となりました。
深く濃い鶯茶色の地に、とても小さな米印の様な模様が亀甲の形に繋がり、その中心に花火の様な桜の花の中心の様な模様が織り出されています。
経錦は独特の発色になりますので、たとえば同じ色で染められた糸で織られていたとしても一般的な錦や綾織とは違った味わいのやさしく気品のあるものとなり、いつもその事を不思議に思って見てしまいます。
他では見られない質感となり、お召しいただきますとこの深い色に上質な光沢が加わり、高貴な絹織物に包まれる嬉しさがあります。
北村氏作品の魅力について、先日もお客様とのお話に花が咲いたのですが、デザインの力や色使いのセンス、品質の良さなど、ひとつずつあげていくとたくさんの項目で考えられますが「一番はやはりとてもチャーミングで素敵だという事かしら」という結論になりました。
それも品質に裏づけされているからこそではありますが、お着物や帯は身につけるものでのですので、着る方が満足できるもの、着て心が弾むものという事がやはり一番大切だと思います。
程良い緊張感も嬉しく、お出かけが楽しくならないと意味がありません。
その点でもこちらの素敵な織物はそれを網羅して最高の気分にしてくれそうです。
金糸が入っていたり、ご覧になられた方がわぁっと驚く様なものではありませんが、渋さの中に底光りがする様な、静かな輝きに目と心を惹かれる事と思います。
新年にご紹介できる事が喜ばしい様な、おすすめの逸品です。
未着用品。
鶯茶色は「#332c0e WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |