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商品番号 r1160
「早雲寺文台」本袋帯
龍村平蔵製
販売価格 有難うございました
長さ |
4 m 38 cm |
太鼓巾 |
30.5 cm |
前巾 |
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「早雲寺文台」本袋帯
龍村平蔵製
1500年代に創建され、長い歴史と由緒ある箱根の早雲寺所有の文台の装飾に使われている銀蘭の模様を、帯の図柄としてデザインされ織られた龍村平蔵製の豪華な作品です。
撫子の様なお花を唐草の模様にアレンジしたもので、当時中国から日本に輸入された貴重なものだった様です。
文台と硯箱は連歌師宗祇が用いたとされ、現在は国の重要文化財(国宝)に指定されています。
こちらの帯は一般的な銀蘭とは少し違って、地を銀糸で埋め、そこに撫子や様々な花の模様を織り出したものとなっています。
平蔵氏は大正15年に最初に復元を行われたそうです。
復元されたものに近いものは龍村美術織物さんなどでおなじみの「早雲寺文台裂」の方かと思われます。
こちらの帯は、それとは少しニュアンスの違うデザインとなっています。
地織の銀糸は龍村平蔵製ならではの光沢があり、薄い紅色に見える個性的なものとなっています。
お花や唐草も色とりどりにたくさんの色糸で織り出されていて、大変豪華なものとなっています。
こういった素晴らしいものに出合うと、龍村平蔵氏作品ならではの厚みと奥行きを感じさせられます。
かなりのボリュームの柄付けのお着物、たとえば「特選着物」のページでご紹介させていただいております大彦製の黒留袖や訪問着などとでも立派な雰囲気で添いますし、少し抑えめの訪問着や附下とも綺麗なバランスを保ってくれそうです。
フォーマルの装いにもきっとさらなる自信を持たせてくれる、おすすめの逸品です。 |