「亀甲に蔓草文様」本場夏結城紬単衣着物 野村半平
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商品番号 r1196
「亀甲に蔓草文様」本場夏結城紬単衣着物
野村半平

販売価格 有難うございました

身丈 169 cm
裄丈 69.5 cm
袖丈 51 cm
 

「亀甲に蔓草文様」本場夏結城紬単衣着物
野村半平

「夏結城紬」は、単衣時期から夏の間にお着物をお召しにならない方はその名前をあまり耳にされた事がない方も多いかもしれませんが、ご存知の方には人気が高く、それでいて生産数が非常に少なく、大変希少性の高い珍しいものです。
時代によってその作り方には違いがあり、ちぢみ糸を使用したもの、苧麻の割合が多いものや少ないものなど色々とわかれますが、明治生まれだった私の祖母なども大変好んで「冬でも着ていたい」と言っていたのを覚えています。
わかりやすく書いてありますので、こちらのお着物に付属されています栞の文章を少し引用させていただきます。
「本場結城紬の技術を駆使し結城紬の持つ良さに夏物としての涼感を加味した結城で
(中略)
一般の結城紬より細く平らな最高の手紬糸を使用している為に非常に軽く、又さらっとした感じを出すために約20%の細い麻糸を使用しております。 結城市 奥順株式会社」。
こちらは本場結城紬織物保存研究所の野村福一氏と野村キミ夫妻の研究によって開発されたもののようです。
とにかく軽くて通気性も良く、着心地に関しては最高と言えるかもしれません。
これに準ずる夏結城と呼ばれるものは色々とありますが、まったく別格と言って良いほどの品質の差が感じられます。
地色は真っ白ではなく少しミックスの様な生成りと蒸栗色が混ざって、複雑で素敵な色合となっています。
そこにたくさんの小さな亀甲が並んで蔓草の模様を構成しています。
目にも軽やかでその着心地の良さを素直に感じられる、素晴らしい手仕事の逸品です。
蒸栗色は「#ebe1a9 WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。

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