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商品番号 r1229
重要無形文化財江戸小紋 「霰に菊」着物
人間国宝 小宮康孝作
販売価格 有難うございました
身丈 |
159(+18) cm |
裄丈 |
66(+4) cm |
袖丈 |
49 cm |
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重要無形文化財江戸小紋 「霰に菊」着物
人間国宝 小宮康孝作
重要無形文化財「江戸小紋」保持者・小宮康孝作
地紋のある色無地よりも変化があり、上品でまたその用途の広さなどから安心のアイテムとして江戸小紋の人気は普遍的です。
こちらは、その江戸小紋の技術を極められた小宮康孝氏の作品です。
小宮康孝氏はお若い頃から、お父様であり、同じく人間国宝であった小宮康助氏のもとで修業をされ、共に江戸小紋の古い型紙を収集し、研究を続けられて型紙の質の向上にも尽力されました。
一貫した手仕事の染めとしての技術の基礎を作りあげ、また後継者の育成など多くの功績を重ねられながら数々の素晴らしい作品を発表されています。
伝統的でありながら、その作品はすぐにそれとわかる個性を持っていて、いつ出合っても嬉しく思える不思議な魅力と力強さが感じられます。
こちらは大変細かな点で霰の模様が背景となり、可愛い菊の花が散りばめられた作品です。
地色の蒲葡色は少し抑えた渋みがあり、細密に描かれた菊のお花が少しふっくらしていてとても素敵で、全体的にやわらかさを感じます。
共色の八掛の柄は斧と琴と菊になっていて、いわゆる「よきこときく」という江戸時代の判事文様を取り入れられています。
斧という字を「よき」と読む事はあまり知られてはいないかもしれません。
そういった柄の由来や伝統的な事柄を知る事ができるのも、江戸小紋の楽しみのひとつと言えます。
秋のお茶会や少し改まった行事にも最適なおすすめの逸品です。
こちらは未着用で良い状態のものですが、寸法が少し小さめな事と、縫い紋が一つ入っているため、少々お値打価格とさせていただいております。
未着用品。
蒲葡色(えびぞめいろ)色は「#4c2d47 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |