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商品番号 r1232
経節紬多色縞着物
浦野理一作
販売価格 有難うございました
身丈 |
159 cm |
裄丈 |
67.5 cm |
袖丈 |
49 cm |
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経節紬多色縞着物
浦野理一作
浦野理一さんの作品は昭和のお洒落な高級雑誌や着物専門誌にも多く紹介され、映画やドラマなどでも綺麗な女優さんが素敵にお召しになっていたりという事で有名になり、大変お洒落で個性的であった事から、各界著名人や通の着物上級者にも人気が高く憧れのアイテムの代名詞のように言われました。
染織研究家としての著書の多さからも、着物ファンのみならず本の骨董屋さんにもそのお名前は広く知られているようですが、浦野さんは特に江戸後期から明治期の木綿の縞や藍染めには造詣が深く、その見本帳も豪華本などを含めてたくさん出版されたようです。
昭和の中頃のものかと思われる「天保時代木綿縞」という解説をつけられて、共の箱に入れて出されているものを私も何度か手に入れた事がありますが、こちらもその種類のものと思われます。
古い手紡ぎの木綿の風合いを縦の節のある紬で表現された素敵な質感の作品です。
古い木綿の縞や格子がお好きな方にはたまらない古色然とした色合いがまた魅力的です。
淡い薄い茶色をベースに藍の濃淡の縞が織り込まれ、丹波布などにも見られる色使いとなっています。
そして不思議な事に、これほど古色があって民芸的な色合いですのに、実際に羽織ってみるととっても垢抜けてすらりとした着姿になります。
都会の街にも合う工芸的な作品と言えるのでしょう、それも人気の理由のひとつなのかもしれません。
帯遊びを楽しんで、秋の街に軽やかにお出かけいただきたいおすすめの一点です。
こちらは30年位前のものが入荷し、当店で時間をかけてお手入れとお仕立替えをいたしました。
時代的にどうしても現代のフルサイズの寸法にはなりませんでしたので、少々お値打価格とさせていただいております。 |