重要無形文化財久留米絣「鏡文」着物 日本工芸会正会員 松枝玉記作
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商品番号 r1238
重要無形文化財久留米絣「鏡文」着物
日本工芸会正会員 松枝玉記作

販売価格 有難うございました

身丈 168 cm
裄丈 69 cm
袖丈 49 cm
 

重要無形文化財久留米絣「鏡文」着物
日本工芸会正会員 松枝玉記作

松枝玉記氏は1905年(明治38年)久留米絣のメッカのような土地である福岡県三潴郡に生まれ、早くから養父・栄氏の指導により久留米絣制作に従事されました。
1957年に日本伝統工芸展に初出展、同展には出品を続けられ1970年には日本工芸会正会員となられました。
長く創作活動を続けられ、その他各賞を受賞、また数多くの後継者の育成に尽力された功績は非常に大きいものと言えます。
1959年に重要無形文化財久留米絣技術保持者にも認定され、1983年には久留米絣技術保持者会会長となられました。
今回のイベントには2点ご紹介させていただきますが、どちらも濃い藍色の地にやや明るい浅葱色と白が美しい素敵な作品です。
こちらは中型の格子の中に丸い鏡の模様が絣で織り出された単衣のお着物です。
もう1点の「島」の模様とは対照的で、幾何学模様が整然と並んだ少し力強く感じるような柄に見えますが、実際に羽織られますと少しうねりのある格子の線の楽しさとそれが交差する部分に配置された浅葱色の暈しの花の方が目に入り、ぱっと可愛いお花が咲いたようなとてもやわらかい印象の藍のお着物という事がわかります。
着る方の心に沿うものをつくられる作家さんの素晴らしさを実感できます。
定番的に本場筑前博多織の献上や八寸の名古屋帯と合わされて軽快に装われるのも素敵ですし、紅型や型絵染の工芸的な染めの帯なども楽しく合います。
結城紬などもそうですが、こういった手織り作品の着込むほどに味わいの増すお着物は長くご愛用いただいて、ご自分のお好みに育てていただけたらと思います。
未着用品。

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