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商品番号 r1257
色紙に唐花文刺繍訪問着
人間国宝 福田喜重作
販売価格 有難うございました
身丈 |
166 cm |
裄丈 |
67.5 cm |
袖丈 |
50 cm |
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色紙に唐花文刺繍訪問着
人間国宝 福田喜重作
一年の中でお着物の装いの方を目にする機会が一番多く、何となくお着物への意識も高まる新年に、この季節に相応しい、それぞれのジャンルでも最高クラスの部類と言えるような素晴らしいお着物を何点かご紹介させていただきたいと思い、時間をかけて準備していましたが年末に揃って上がってまいりました。
こちらは今回2点ご紹介させていただきます、人間国宝・福田喜重氏の訪問着の作品です。
淡く儚げな桜色の地に上前の裾から青磁鼠色が暈しで染め分けられ、さらに絞り染めの様な模様で青朽葉色の摺箔が施され、それをベースに花唐草の模様が縦に長い四角の形に細やかな手刺繍で描かれた、大変見事な訪問着のお着物です。
鉄線のお花のように描かれた花唐草は、よく見ますと少しずつ異なる淡いトーンの色で色とりどりに繊細に縫い取られ、さらに中心には金糸でめしべが小さく刺繍されています。それが動きによってキラッと光り、お召しいただきますと可憐で上品な華やかさを醸し出してくれそうです。
このお着物の魅力は地色の暈しと摺箔と、それに沿うように選ばれた糸で刺繍された微妙に変化するお花の色の素敵さと言えるかもしれません。
これほどまでに着る人がいかに素晴らしくなるかを計算されて作られたお着物は、見ているだけでもわくわくして嬉しくなってしまいます。
刺繍というジャンルで初めて人間国宝になられた福田喜重氏の作品を手元で見ながら、何万色という色の中から選ばれた糸で一針ずつ一針ずつ進めて模様を描き、芸術を完成されるのはものすごい事だと改めて感じました。
きっとご覧になる方は、機会があったらこの芸術的な作品に是非チャレンジして着てみたいわと思われるのではないかと思います。
どちらもそれぞれに違う個性を持つ大変素晴らしい逸品です。
未着用品。
桜色は「#fef4f4 WEB色見本 和色大辞典」を、
青磁鼠色は「#b9ccbe WEB色見本 原色大辞典」を、
青朽葉色は「#ada250 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
※販売価格、寸法の表示に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。
ご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんでした。 |