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桜の花京友禅開名古屋帯
日本工芸会正会員　羽田登作

こちらは偶然同じ時期に入荷いたしました、羽田登喜男氏のご子息でもあり、京都府指定無形文化財保持者でもある羽田登氏の作品です。
爽やかで深みのある綺麗な緑色の地に、たっぷりとした印象に活き活きと咲く桜の花が描かれています。
一年で一番心弾む季節と思われる春には、明るい色のお着物にこんな素敵な帯を締めて軽快に装ってお出かけしたくなります。
前柄にはまだ開ききらない蕾が描かれていて、それによってかえって余韻を感じられ、そんなところも心憎い演出のようでお洒落です。
茎や葉の薄桜色と淡いグレーが、友禅ならではのやわらかくしっとりとした大人の雰囲気を醸し出してくれています。
この地色は色々なお着物ととても相性が良く、また小物使いもお楽しみいただけて、着こなしに変化をつけて毎回新鮮な気分でお召しいただける事と思います。
楽しく、そしてクオリティの高さにご満足いただけるおすすめの一点です。
緑色は「#346628　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。