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商品番号 r1273
「木画インコ」本袋帯
龍村平蔵製
販売価格 有難うございました
長さ |
4 m 43 cm |
太鼓巾 |
31.2 cm |
前巾 |
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「木画インコ」本袋帯
龍村平蔵製
明治期頃まで西陣の高級な織物は正倉院裂などに代表されるような名物裂の復元的なものが主流であったようです。
友禅や刺繍などのジャンルでも同じ事が言えますが、それは伝統的なものを守り継承し続ける事が重要視されていたためかもしれません。
その後、大正から昭和にかけて着物の世界もひとつのファッション的な要素が求められはじめると、その傾向が急速に変化をはじめました。
そうした時代にトレンドリーダー的な作家やデザイナーが生まれ、それまでになかった画期的な意匠のものも多く見られるようになりました。
龍村平蔵氏もそういった変革に大きく貢献されたお一人です。
大正時代などには日常に身につけられていた帯という織物を、長きに渡って古い染織品の復元や研究を重ねられて美術的価値のある織物へと高める事に大きく影響を与えられ、またそれまでにない独創的な作品もたくさん発表されました。
その作品に出合うたびにいつも新鮮な驚きを感じ、また高い技術と品質の良さの裏付けには感動さえおぼえます。
こちらは以前に色違いのものが入荷した事がありますが、地色だけでこんなにも印象が変わるものかと驚いてしまうくらい違った個性を持っています。
このクラスの白地の袋帯は何本もは必要ないかもしれませんが、上質なものをひとつお持ちいただきますとフォーマルの装いを格別に華やがせてくれて周りの目を引く事と思われます。
インコの表情やしぐさがとても可愛くて気分も高まり、一日楽しくお過ごしいただける事でしょう。
そんな個性的でゴージャスな大変おすすめの逸品です。 |