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商品番号 r1282
重要無形文化財本場結城紬
100亀甲 雪輪の模様着物
販売価格 有難うございました
身丈 |
163 cm |
裄丈 |
64(+5) cm |
袖丈 |
49 cm |
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重要無形文化財本場結城紬
100亀甲 雪輪の模様着物
ここのところ、東京でも少しずつ空気がやわらぎ、吹く風もキーンと冷たくはなくなったように感じます。
お花も咲き始め、本格的に暖かくなりはじめますと、コートを脱いでショールくらいで軽やかにお出かけしたくなる季節へ移っていきます。
そんなこれからの季節に、お出かけ気分もぐっと盛り上がりそうな素敵な結城紬を2点ご紹介させていただきます。
藍の濃淡のお着物はどこか懐かしく安心感がありますが、こちらはそれにモダンさがプラスされたようなお洒落な結城紬です。
ベーシックなものが持つ重厚さと、着心地に関してのゆるぎない信頼感が底光りするように輝きを放っています。
個人的なお話ですが、私の母も仕事柄ほぼ毎日着物を着る生活をしていました。高齢になってからたくさんの数の着物を整理したようですが、最後には白地と藍地の本場結城紬を2枚だけ残していました。
その潔さにも驚かされましたが、やはり最終的にはそうなるのだなと感心しました。若い頃は毎日大島紬を着てよく働いていた母が晩年に結城紬を選んだ理由は、元気が良い時に着たいものと、年を重ね包み込まれるような心が安らぐようなそばに置きたいと思うものとの違いからかなとも思いました。
お着物の世界ではどちらも古くから上等なお洒落着の代表格と言えるものですが、それぞれ違った個性で魅力があり、根強いファンが多くいらっしゃる事もわかります。
こんなクラシックな良さのある上質な紬には、一度手を通してみたいと思わされる力があり、また深い藍色はベルベットのような光沢で引き寄せられます。
季節のモチーフの素敵な名古屋帯と合わせて軽快に春の街へお出かけいただきたい、おすすめの逸品です。
未着用品。証紙有。 |