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商品番号 r1305
八重山上布 九寸名古屋帯
日本工芸会正会員 新垣幸子作
販売価格 220,000円+税
長さ |
3 m 78 cm |
太鼓巾 |
30.6 cm |
前巾 |
15.3 cm |
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八重山上布 九寸名古屋帯
日本工芸会正会員 新垣幸子作
ここのところ日中は気温が高くなる日が増えてきましたが、そうなると麻の素材が気になってきます。盛夏用のお着物や帯も準備ができたものから順番に店頭に出させていただきたいと思っています。
こちらは経糸が麻で緯糸がパイナップルの繊維で織られた、新垣幸子さんの作品の中でも珍しいタイプのものです。
透明感のある飴色の地に濃い目の枯茶色のボーダーが横段に並んだシンプルな柄ですが、かえって独特の糸の味わいと、それにとてもしっくりと合った色の妙味をお楽しいただけそうな素敵な名古屋帯です。
芭蕉布の帯の色を想像していただくと近いかもしれませんが、黄色の色に赤味があり、手触りももう少しふんわりとしていて、未体験の不思議な色と質感です。
科布や藤布ほど強いイメージではなく、越後上布や宮古上布のお着物などともさらりと素敵に合いそうですが、使い込むほどに味わいが増す自然布の良さも持ち合わせていますので長くご愛用いただけると思います。
こういった帯には意外と白系や薄い水色・甕覗色のような色の小物が綺麗に合って涼しさを演出してくれます。
縦に走る白と黄色と薄緑色の糸の細い縞がグラデーションのように見えて、まるで色のマジックのようで楽しさもあり、シンプルな中にも素材の良さから生まれる深さのある色は目を引き付けます。
夏の装いをさらにこなれた雰囲気に素敵に演出してくれそうです。
今回ご紹介の2点の作品のそれぞれの個性をご覧くださいませ。
未着用品。
飴色は「#deb068 WEB色見本 和色大辞典」を、
枯茶色(からちゃいろ)は「#664935 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |