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商品番号 r1306
八重山上布九寸名古屋帯
日本工芸会正会員 新垣幸子作
販売価格 有難うございました
長さ |
3 m 78 cm |
太鼓巾 |
31 cm |
前巾 |
16 cm |
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八重山上布九寸名古屋帯
日本工芸会正会員 新垣幸子作
ここのところ日中は気温が高くなる日が増えてきましたが、そうなると麻の素材が気になってきます。盛夏用のお着物や帯も準備ができたものから順番に店頭に出させていただきたいと思っています。
こちらは四角い絣の連続がとても可愛く個性を発揮した、日本工芸会正会員である新垣幸子さんの清涼感のあふれる八重山上布の名古屋帯の作品です。
近年では八重山上布は新垣さんの作品をはじめとして、色とりどりにカラフルで絣の柄も豊富でお洒落なお着物や帯を色々と見られるようになりました。
その中でも新垣作品は独特の色使いと可愛い四角の絣など、一目見てそれとわかる個性があり、実際にお召しいただいた時にはとても洗練された印象の作品が多く、個人的にも大好きです。
こちらの名古屋帯は水色と草色の少し太い縞が縦に走り、お太鼓の部分で同色の糸と交差して四角い絣になっています。
その四角は市松の配置になっていて、その間を福木の黄色い縞が通り明るいアクセントとなった、見ているだけでも夏のお洒落が楽しみになりそうな素敵な名古屋帯です。
麻の素材も南のものと北のものでは質感が違いますし、糸の太さや形成の方法でも随分と印象が変わります。
また同じ沖縄の麻でも宮古上布と八重山上布では違った特徴が見られ、そういった事も夏の楽しみのひとつですが、いずれにしてもこういった完成度の高い工芸的な作品は着る人を一段と引き立ててくれて、夏ならではの趣味性の装いを気品のあるものとしてくれます。
今回ご紹介の2点の作品のそれぞれの個性をご覧くださいませ。
未着用品。
亜麻色は「#d6c6af WEB色見本 和色大辞典」を、
千歳緑色は「#183322 WEB色見本 原色大辞典」を、
淡黄色(たんこういろ)は「#e6d073 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。 |